柳井縞

ここで質問です
着物屋さんの店頭と
一着物好き
どちらが木綿の着物の種類を揃えられるでしょうか?
 
色柄の豊富さは着物屋さんに敵いませんが
産地や織元さんの種類なら
一着物好きの方法が有利かもしれません


安定して入手できない染織は
着物屋さんの店頭には
常に並べておく事は困難でしょう
例えば肥後絣のように
既に廃業して数十年のモノや
廃業まで行かなくても
生産量が少なく
数件の着物屋さんしか扱えないモノもある訳です
また前述の奈良晒のように
生産元が直販しているトコロも
なかなか扱いにくいと思います


それから
この柳井縞のように
染織を伝えて行こうとする
民間や自治体などの団体がつくってはる染織等も
なかなか着物屋さんでは扱いにくいと思います
 
着物雑誌や着物書籍の染織地図に掲載されていない柳井縞
私が手に入れた時には
実験的に販売された数反だけでしたが
今の柳井縞のサイトでは
数十種類の色柄の柳井縞を
受注生産できる状態になっており
柳井縞が有志の手により
伝え広まっている事を垣間見る事ができ
たいへん嬉しく思います(^^)


さて話を戻しますが(^_^;
 
一着物好きは商売の事を考えなくても良いと言う
ある意味誓約がありませんので
様々な生産地の着物を揃える事が
着物屋さんに比べると
比較的容易にできます
そんな中「染織こだま」さんは
御商売につなげながら
よくこれだけの産地の木綿着物を揃えたと思います
 
染織こだまさんで奮闘する
はすのやさんの奈良時代を知る一人として
ともに普段着着物の一時代を過ごし
別々の道から着物にアプローチ続けるライバル(?)として
エールをおくりたいと思います(^^)
 
はすのやさんのblog読んでますが
コメントしていませんなぁ
そこが一番不義理ですなぁ


まだまだ
その先がある
ときどき立ちどまるし
わき見もするけど
行くぜ
行くぜ
行くぜ!